こんにちは。リルモンキーです。
新NISA始めたは良いけど、種類多すぎて結局、何買えばいいの?
と悩んでいる人も多いと思います。
そこで今回の記事では
- これを買えば失敗はない
- たくさんの人が買っている
という物に絞っていくつか紹介していきます。
リルモンキ―自身も今回紹介するものに投資しているし、調べている方は分かると思いますが、たくさんの人もそう言っているので説得力はあると思います。
そもそも大学生でも新NISA始めるべきなの?と悩んでいる人はメリット等を紹介しているのでこちらの記事を参考にしてください▼
そもそも新NISAのつみたて投資枠と成長投資枠とは?
ここでは、新NISAの「つみたて投資枠」と「成長投資枠」がどう違うのかについてわかりやすく解説していきます。
もし、もう完璧に分かっているという方は、飛ばしてください。
つみたて投資枠「決められたものを毎月コツコツ投資できる」
新NISAのつみたて投資枠は分かりやすく言うと「毎月コツコツ入金していく」ようなイメージです。
購入する投資信託を決めたら、毎月いくら入金するかを設定します。自動でドルコスト平均法で投資出来ます。
この枠では、金融庁が「長期つみたてに適したファンド」と認定された投資信託に投資可能です。
投資商品も絞られている、自動でドルコスト平均法での運用になるという点で新NISAの中でもより初心者でも始めやすいのが特徴だ!
成長投資枠「ある程度自由があり、まとまった金額でも投資できる」
新NISAの成長投資枠は分かりやすく言うと「投資商品を自分で決めれて、一括で大きな金額を投資できる」ようなイメージです。
この枠では、つみたて投資枠で投資可能なファンドだけで無く、ETFや個別株にも投資出来ます。
つみたて投資枠より自由度が高いですね。
投資商品の選択肢が多く、まとまった金額で投資出来るので、より上級者向けだぞ!
じっくり考えて、何に投資することが大切だ!
つみたて投資枠
つみたて投資枠では
- eMAXIS Slim S&P500
- eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)
- eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
- eMAXIS Slim全米株式
- eMAXIS Slim先進国株式
この5つから選べば間違いないはずです。
eMAXIS Slim S&P500 | eMAXIS Slim 全世界株式 | eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | eMAXIS Slim 全米株式 | eMAXIS Slim 先進国株式 | |
基準価額 | 28,145円 | 23,996円 | 24,182円 | 11,973円 | 28,941円 |
信託報酬 | 0.09372% | 0.05775% | 0.05775% | 0.09372% | 0.09889% |
銘柄数 | 約500社 | 約3,000社 | 約2,700社 | 約2,500社 | 約1,300社 |
特徴 | 米国の上位500社に まとめて投資できる | 全世界に一気 に投資できる | 全世界株式より リターンが大きい | 米国の株式市場を 99%に投資できる | 世界の先進国に まとめて投資できる |
1つずつ詳しく解説していきます。
eMAXIS Slim (米国株式)S&P500
まずは、「eMAXIS Slim S&P500」です。
こちらはS&P500指数に連動を目指したファンドです。(S&P500とは米国市場の約85%に投資しており、ほとんど米国に丸ごと投資しているイメージ)
S&P500は投資の神様と呼ばれているウォーレン・バフェットも
「私が死んだら、資産の90%を投資せよ」
と妻に遺言を残した事でも有名になりました。
バスケで例えると、米国のNBA選手みたいなイメージだ!
オレはこれに投資しているぜ!
S&P500に連動するファンドは他にも「楽天・S&P500」「SBI・V・S&P500」があります。
- 楽天証券を利用している人→「eMAXIS Slim S&P500」or「楽天・S&P500」
- SBI証券を利用している人→「eMAXIS Slim S&P500」or「SBI・V・S&P500」
に投資するようにしましょう。
eMAXIS Slim 全世界株式
2つ目は「eMAXIS Slim 全世界株式」です。
こちらは「ACWI」と呼ばれる指数の連動を目指しているものです。(ACWIは全世界に丸ごと投資しているようなイメージ)
米国株だけに偏っていないという点でも、投資の鉄則である「長期・分散」の分散がより効いています。
また、先進国だけでなく新興国も含まれており、新興国の成長もしっかりと得られるメリットがあります。
信託報酬もほかのものより安い事も魅力的です。
世界の全バスケ選手みたいなイメージだ!
全世界株式に連動するファンドは他にも「楽天・全世界株式」「SBI・V・全世界株式」があります。
- 楽天証券を利用している人→「eMAXIS Slim 全世界株式」or「楽天・全世界株式」
- SBI証券を利用している人→「eMAXIS Slim 全世界株式」or「SBI・全世界株式」
に投資するようにしましょう。
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
3つ目は「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」です。
こちらはACWI(除く日本)の指数の連動を目指しています。(全世界から日本を除いた国に丸ごと投資するイメージ)
なんで、僕たちの日本が除かれているの?
と思った人も少なくないと思います。
理由は、バブル崩壊後はほとんど成長しておらず、さらに少子高齢化で人口も減少している」からです。
こちらは全世界株式よりも良いリターンになっています
なんか、悔しいですね、、
日本以外の全バスケ選手みたいなイメージだ!
全世界株式(除く日本)に連動するファンドは他にも「楽天・全世界株式(除く米国)」があります。
- 楽天証券を利用している人→「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」or「楽天・全世界株式(除く米国)」
- SBI証券を利用している人→「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」
に投資するようにしましょう。
eMAXIS Slim全米株式
4つ目は「eMAXIS Slim全米株式」です。
こちらはMSCI USA インベスタブル・マーケット指数の連動を目指しています。(S&P500より正確に米国市場に丸ごと投資するイメージ)
S&P500は米国の大型株しか含まれていませんが、全米株式は大型株以外にも中型・小型株が含まれており、米国の小さい企業の成長もしっかりと得られるというメリットがあります。
また、S&P500よりリターンは低いですが、分散がより効いているのでリスクが低いです。
米国の全バスケ選手みたいなイメージだ!
全米株式に連動するファンドは他にも「楽天・全米株式」「SBI・V・全米株式」があります。
- 楽天証券を利用している人→「eMAXIS Slim全米株式」or「楽天・全米株式」
- SBI証券を利用している人→「eMAXIS Slim全米株式」or「SBI・V・全米株式」
に投資するようにしましょう。
eMAXIS Slim先進国株式
5つ目は「eMAXIS Slim先進国株式」です。
こちらはMSCIコクサイ ・インデックス指数の連動を目指しています。(新興国は含まない、先進国に丸ごと投資するイメージ)
新興国が含まれていないので、無駄なリスクが少ないというメリットがあります。
大人の全バスケ選手みたいなイメージだ!
先進国株式に連動するファンドは他にも「SBI・先進国株式」があります。
- 楽天証券を利用している人→「eMAXIS Slim先進国株式」
- SBI証券を利用している人→「eMAXIS Slim先進国株式」or「SBI・先進国株式」
に投資しましょう。
成長投資枠
次に、成長投資枠では何を買うべきなのかについて紹介します。
大学生などは、まず、つみたて投資枠を使ってまだお金に余裕があったら成長投資枠を使うようにしましょう。
成長投資枠では、つみたて投資枠で紹介した商品も投資できるので、そちらもオススメです。
成長投資枠は自由度が高いですが、今回は「これを買っておけば、安心」というものなので、変わり種は含めないこととします。
成長投資枠でオススメするのは
- VOO(S&P500)
- VT(全世界株式)
- VTI(全米株式)
- QQQ(NASDAQ100)
の4つです。
1つずつ分かりやすく解説していきます。
VOO | VT | VTI | QQQ | |
基準価額 | 469.98ドル | 108.79ドル | 253.53ドル | 435.48ドル |
経費率 | 0.03% | 0.03% | 0.03% | 0.2% |
銘柄数 | 約500社 | 約9,800社 | 約4,000社 | 約100社 |
特徴 | 米国の上位500社に まとめて投資できる | 全世界に一気 に投資できる | 米国の株式市場を 99%に投資できる | NASDAQ市場の 上位100社に投資できる |
VOO
1つ目は「VOO」です。
VOOはヴァンガード社が運用しているS&P500の連動を目指したETFです。
つみたて投資枠だけでなく、成長投資枠でも
S&P500を買い増したい!
という人はこのVOOをオススメします。
S&P500連動ETFは他にも「SPY」「IVV」があります。
できるだけ信託報酬が安いものを選びましょう。(信託報酬はよく変動するので、他に安いものができても買いなおすなどはしないようにしましょう)
オレ自身もVOOには投資しているぜ!
VT
2つ目は「VT」です。
VTはヴァンガード社が運用しているもので、1本で新興国を含む世界47ヵ国にまとめて投資ができます。
つみたて投資枠だけでなく、成長投資枠でも
全世界株を買いたい!
という人にオススメです。
VTI
3つ目は「VTI」です。
VTIはヴァンガード社が運用しているもので、米国市場の99%程に丸ごと投資ができます。
また、お笑い芸人の厚切りジェイソンさんがオススメしている事でも話題になりました。
つみたて投資枠だけでなく、成長投資枠でも
全米株を買いたい!
という人にオススメです。
QQQ
4つ目は「QQQ」です。
QQQはインベスコ社が運用しているもので、NASDAQ証券市場の金融機関を除く上位100社に投資しています。
特に、ハイテク系の企業が多く含まれており、運用成績はS&P500よりも高いです。
しかし、経費率が少し高いのと、ハイテク企業に偏っている事からリスクが少し高いのも事実です。
成長投資枠ではもう少しリスクをとってもリターンを狙いたい
という人にはオススメです。
オレ自身もQQQに投資しているぜ!
大学生などの若い人は多少リスクが高くても大丈夫だと思っているぜ!
まとめ:米国株か全世界株かを買っておけば、大きな間違いはない
というわけで、大学生は新NISAではこれを買えば間違いないというものを紹介しました。
つみたて投資枠では
- eMAXIS Slim S&P500
- eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)
- eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
- eMAXIS Slim全米株式
- eMAXIS Slim先進国株式
成長投資枠では
- VOO(S&P500)
- VT(全世界株式)
- VTI(全米株式)
- QQQ(NASDAQ100)
でした。
基本は、米国株か全世界株に連動する投資信託やETFを買えば間違いありません。
迷って始めないのはもったいないと思います。
自分が買うものを紹介したものの中から決めて、ぜひ新NISAを始めてみましょう
では、また今度!